日本の司法を考える会


昨日、東京・永田町の「日本の司法を考える会」事務所で、司法のあり方を考えるワークショップが開催されました。
冤罪や取り調べのあり方など、司法の現状について、司法やメディア関係者が定期的に議論を交わす場で、私も初めて参加しました。
この日のゲストは、(写真左から)前福島県知事の佐藤栄佐久氏、元公安調査庁長官の緒方重威氏、前衆議院議員鈴木宗男氏で、ジャーナリストの青木理氏が進行役をつとめました。
佐藤氏は福島県発注工事をめぐる汚職事件で上告中、緒方氏は朝鮮総連本部詐欺事件で控訴中で、それぞれ、このほど証拠隠滅罪で逮捕・起訴された大阪地検特捜部の前田恒彦元主任検事が取り調べを担当。前田検事の調書などを証拠とされて有罪判決を受け、現在、無実を主張して裁判で闘っておられます。
3氏は、私の場合と同様に、いずれも「ストーリーありき」の特捜部の取り調べで、事実でない供述調書を無理やり取られています。3氏の主張の要旨は後日お伝えいたします。
この日は、私も冤罪事件の被害者として紹介され、枚方談合事件について少し話しました。次回11月25日のワーククショップで、枚方事件の捜査がいかに問題であったか、詳しく話す予定です。