報告会

1月27、29の両日、枚方・北大阪商工会議所のホールで「報告会」を開催しました。
枚方談合事件の真相や裁判の経過について説明し、署名活動への協力を求める目的で開いたもので、両日で約450人が、寒い中を駆けつけて下さいました。

署名は、前に紹介したように、「中司宏を支援する会」が年明けから始めたもので、
大阪地検特捜部事件の調査・検証と取り調べの可視化を求める署名」
大阪地検特捜部が手がけた枚方談合事件の十分な審理を求める署名」
の2種類です。
報告会では、まず、「中司宏を支援する会」の和泉克弥会長から署名活動の趣旨などについて説明があり、続いて小堀隆恒前枚方市副市長が、死をも覚悟したという拷問のようなすさまじい取り調べの実態など、冤罪被害について話されました。(27日は、検察の在り方検討会議のヒアリングで上京のため欠席)
私は、
初めての説明会に多くの方が来て下さったことが本当に嬉しく、感激で時おり涙声になりながら、このような事態になった自分のいたらなさを心からお詫びし、
▽しかし、支援していただいたみなさんを裏切るようなことは決してしておらず、枚方を愛する気持ちに変わりはないこと
▽小堀副市長が無罪となって検察ストーリーが崩れ、裁判でも、いわゆる官製談合ではなく、大林組から金銭はおろか何の見返りもなかったと認められたこと
▽さらに、長時間にわたり恫喝や脅迫を繰り返した検事の無法な取り調べの前に挫折し、誤った供述調書ができてしまった事実を裁判で明らかにしてきたこと
▽以上の点などから事実上は無罪なのに、控訴は棄却となったため、判決の不当性を訴えて最高裁に上告したこと
などをお話しし、大阪地検特捜部事件の再調査と冤罪を生まないための取り調べの可視化の実現、最高裁での十分な審理を求めて行っている署名活動への協力を呼びかけました。