署名提出

9日午後、法務省を訪ね、「検察の在り方検討会議」の千葉景子座長宛に署名簿を提出し、その後、フリーのジャーナリストが中心の「自由報道協会」で記者会見しました。
提出したのは「大阪地検特捜部事件の調査・検証と取り調べの全面可視化を求める署名」で、約1ヶ月半で集まった16082名分。
最終の6月末までに5万筆以上を目標に、「中司宏を支援する会」として取り組んでいただき、この日、第一陣の分として「検察の在り方検討会議」に提出しました。
検察改革へのみなさんの思いがこもった署名簿は手にずっしりと重く、支援する会副会長で東京地区事務局を担っていただいている山田育穂さんから担当事務官に手渡していただきました。
法務大臣最高検最高裁宛ての署名簿は、後日それぞれに届ける予定です。


法務省前では、狭山事件の石川さんご夫妻が署名活動を行っておられたので、賛同署名をさせていただきました。



以下は、千葉座長に宛てた署名簿の表書きです。


                                                   平成23年3月9日
検察の在り方検討会議
 座長 千葉 景子 殿
                                                   中司宏を支援する会
                                                     代表 和泉 克弥


 大阪地検特捜部事件の調査・検証と取り調べの全面可視化を求める16082名の賛同者署名簿を提出いたします。

 検察の在り方検討会議におかれましては、郵便不正事件に絡む大阪地検特捜部の不祥事を受けて設置された趣旨に沿い、千葉座長の下で検察本来の在り方について真摯な議論を重ねておられますことに心から敬意を表します。
 私たちは、平成19年に中司宏枚方市長が逮捕・起訴された談合事件が冤罪であるとして、現在上告中の中司氏を支援しています。
 中司氏と同じく談合罪に問われ、無罪が確定した小堀隆恒副市長が、第6回会議でヒアリングを受けられたことは、枚方談合事件が、検察ストーリーのような官製談合ではなく、検察が作り上げた冤罪事件であったことを物語るものと考えています。
 私たちは、このような冤罪を生み出した大阪地検特捜部の捜査の誤りを指摘して調査・検証を求めるとともに、二度と冤罪が起きないように、取り調べの全面可視化を求めて、本賛同者署名簿(写し=原本は法務大臣宛提出予定)を提出いたします。
 どうか、署名に賛同する国民の声をお聞き届け下さいますようよろしくお願い申し上げます。
なお、本賛同署名につきましては、6月末に最終集約を予定しています。改めて追加分の署名簿を届けさせていただきますので、よろしくご理解のほどお願いいたします。
 千葉座長をはじめみなさまの益々のご活躍を心からお祈り申し上げます。