支援コンサート


10日午後、枚方・長尾の「ムーザサロン」で、ウクライナ出身のソプラノ歌手、ナターリア・コズローヴァさんのチャリティ・コンサートが開かれ、復興への祈りを込めた澄んだ歌声が会場に響き渡りました。
ウクライナでは、25年前の1986年4月26日に起きたチェルノブイリ原発事故が今なお爪あとを残しています。
チャイコフスキーショパンなどの曲を歌った後、「さくらさくら」などの唱歌でコンサートを締めくくったナターリアさんは、「ウクライナの私たちだけでなく、世界中の人々が、日本で起きた悲劇に胸がつぶれる思いです。亡くなられた方のご冥福を祈り、その命を引き継がれた方々に良き春がめぐることを祈っています。私たちの音楽が祈りとなって天に届き、復興の日々の糧となりますことを願います」と話されました。