検察改革

最高検察庁が先月、東京、大阪、名古屋の各地検特捜部の体制について10月をめどに見直すと発表しました。独自捜査事件を手がける体制は縮小することになるようです。

 郵便不正事件において証拠の改ざん隠ぺいが発覚したことを受けて法務省に「検察の在り方検討会議」が設置されましたが、同会議の提言を受けた江田五月法相が、特捜部の組織のあり方を検討するよう求めていたものです。

体制縮小と併せて、検事らの不正をチェックする「監察指導部」も新設されます。

こうした一連の改革がもっと早く行われていたなら、枚方事件の事実誤認も、冤罪もなかったことでしょう。

一部では取り調べの録音録画の試行が始まっていますが、本来なされるべき「全面可視化」には、まだまだほど遠い内容です。一日も早く「全面可視化」が実施され、二度と冤罪被害が起こらなくなるよう期待しています。

司法改革は、行政改革と同じく私の使命の一つです。
このために「中司宏を支援する会」で集めて下さった署名を「検察の在り方検討会議」に提出しました。
(詳細は「中司宏を支援する会」をご覧ください)

枚方市の名誉のためにも、一日も早く無罪を勝ち取って潔白を証明するとともに、真に公正な司法の実現に向けて、これからも闘い続けます。応援して下さい。