意識改革

今日は、舞踊を通して高齢者の生きがいづくりに取り組んでおられる、「創作舞踊和泉流」の発表会を鑑賞しました。

出演者のみなさんが、工夫を凝らした手作りの舞台で、生き生きとした踊りを披露される姿は、とても素晴らしいものですね。発表会にかける意気込みが大いに伝わってきました。

今年で33回目の催しで、プログラムには▽歳を重ねても学習意欲を持ち、元気な高齢者になりたい▽歌と踊りで体力を作り、少しでも役に立つ生き方をしたい▽手作りの衣装や道具で心を合わせて一生懸命に頑張りますーと、創作舞踊の活動への思いが込められていました。

以前プログラムにあった枚方市などの後援名義がなくなっていましたが、ご案内のお手紙には、「これまで、公的な後援名義を集めて立派であるように錯覚していましたが、後援名義を受けないことに決めました。まだ、古い慣習に固執している団体はたくさんありますが、『名義貸し』の古い仕組みを無くすことから市民の意識改革が始まると思います」との説明が書かれていました。

こうした身近なところから、高齢者の自立や、自助・共助に向けた意識改革への取り組みが進んでいることを頼もしく思いました。