両親の死
3月13日夕、認知症の母が入院先の病院で亡くなりました。
父が肺炎で入院中のため、葬儀は家族だけで行ったのですが、告別式を終えた15日夜、今度は父の入院先の病院から容態が急変したとの知らせがあり、駆けつけたところ、母の後を追うようにすでに永眠していました。
母は85歳、父は88歳の生涯でした。父の葬儀は20日に執り行います。
二親をほぼ同時に亡くした今の気持ちは、悲しみがこみ上げるというより、心にぽっかりと大きな穴が開いた感じです。同時に、「もっと優しくすれば良かった」という後悔の念にさいなまれ、気が付くと自分を責めています。
母が引き寄せたのか、父が追いかけたのか、或いは、そのどちらもなのか分かりません。寄り添って65年、そんなに仲が良かったわけではないのに、最後は仲良く旅立って行きました。