日経に勝訴

大林組から一度も接待を受けていないにもかかわらず、「市長、頻繁に接待受ける」「大林組から、ほぼ毎月の時期も」との大見出しで事実無根の記事を掲載した日経新聞名誉毀損で訴えていましたが、その民事訴訟の判決が15日、大阪地裁で出されました。
結果は、被告(日経新聞)に6百万円の支払いを命じる勝訴でした。
まだ判決文が届いていませんので、判決理由等詳しい内容は分かりませんが、この5年間、冤罪と報道被害で苦しんできただけに、記事が事実でなかったことが裁判で認められて本当に嬉しく思います。
枚方市内でもほぼ毎月のように接待」と社会面トップで報じておきながら、いつ、どこで、誰に接待を受けたのか取材した形跡もなく、ガセネタを十分確認もせずに記事にしたことが公判で明らかになりました。
5年に及ぶ刑事裁判の中でも、この事件が、いわゆる官製談合でなく、私への接待や金銭授受は一切なかったことは既に明白なのですが、日経側は誤報であったことを最後まで認めませんでした。
誤りを認め、なぜこのような記事が生まれたのかをきちんと説明することが、社会の公器としての新聞のあり方だと思います。