エネルギー・環境会議 広島

一昨日、広島市中国新聞ホールで開かれた「みんなのエネルギー・環境会議 広島」に参加しました。


原発問題、自然エネルギー、エコ生活のあり方などについて市民の視点で考えようと、環境ジャーナリストの枝廣淳子さんらが呼びかけ、同会議実行委員会が主催、環境問題等に取り組んでいる福山市議の落合真弓さんらが進行役をつとめました。

パネラーとして、2005年のNPT再検討会議でニューヨークにご一緒した山下三郎・前廿日市市長、エネルギー100%自給をめざす矢野富夫・高知県梼原(ゆすはら)町長、河野太郎衆議院議員ら、首長、議員をはじめ、環境専門家や活動家らが参加し、脱原発の動きや、自然エネルギーの導入状況などについて発言。

若い世代の代表として登壇した愛媛県の中学一年生が、「未来の世代のことを真剣に考えてほしい」と、原発の稼動停止を訴え、養豚・有機農家の男性、古民家で民宿を始めた女性、エコライフクリエーターの女性らもそれぞれ若い感覚で、実践活動について発表しました。

風力発電をあと3基設置すれば電力が100%自給できる」、という梼原町の取り組みには驚きを超えて感動。

欧米で先進的に実施されている電力自由化については、慎重論も出されましたが、自然エネルギーを真剣に育てるためにも、早く自由化に踏み切るべき、との思いを強くしました。