公会計セミナー

第2回公会計セミナー(公会計の改革を推進する会主催)を16日に開催しました。
赤字体質に陥っている自治体会計の健全化をめざし、公会計改革に携わっている公認会計士を講師に公会計制度の現状や問題点などを学ぶセミナーで、第1回目は昨夏に3回シリーズで実施しています。(昨年7月6日、20日付の航海日誌に掲載)
今回のテーマは「自治体外部監査の効果」。
各市の市議会議員をはじめ公認会計士税理士が多数参加しました。
枚方市では早くから外部の監査法人に市の財務監査を業務委託する「外部監査制度」を導入していますが、中核市への移行にあたってさらに財政に対するチェック機能を充実させ、適切な情報公開を行うことが求められています。
財政破綻を回避すべく経営改革を進めるためには、自治体の”監査役”ともいえる地方議員が、公会計への意識を高める必要があることは言うまでもありません。
めざすは、公会計の改革を進める公認会計士グループと、財政の健全化を担う議員グループとの連携による改革です。
今後、各市の財政状況を具体的に検証して処方箋を導いていく実践的なセミナーを通して、自治体の改革を応援していきたいと思っています。