里山保全

津田里山保全倶楽部の総会がこのほど行われました。
枚方市では平成17年から定期的に里山保全の講習会を開催しており、多くの方がボランティアとして里山保全活動に参加され、枚方市東部の津田、氷室地域の里山の整備が進んできています。
津田里山保全倶楽部もその一つで、地元の共有林組合や財産区と連携して津田地区の里山整備を担って下さっています。
この日は、総会に先立って担当エリア全域を踏査。2時間かけて約5キロの山道を歩き、昨夏の豪雨で崩れた林道やその後の補修の状況などを見て回りました。
標高300メートルにも満たない身近な山々なのですが、尾根や谷のアップダウンが意外に大きかったのと普段の運動不足がたたって膝はガクガク、結構きつい行程でした。
倶楽部では、年間を通して計画的な樹木の伐採や下草刈りのほか、環境教育の一環として地元の中学生の体験学習会などを実施しており、整備が進むに連れて散策に訪れる人々も増えてきています。
里山は、地域の生活空間の一部として、また安らぎの場として大切な資源であり、こうした市民活動がさらに広がることを期待しています。