第4回オーガニック映画祭

「食」をテーマにした映画の上映と講演会、「オーガニック映画祭in大阪」が2日、大阪市内のホールで開催されました。
身近な「食」を取り巻く問題について、映画や講演を通して関心を高めてもらうことが映画祭の目的で、私も毎回スタッフとして参加しています。
4回目となる今回は「食卓から未来をよう!」がテーマで、ネオニコチノイド系農薬の影響によるミツバチの大量死を扱った「ニコチンまみれのミツバチ」、循環する自然と森や里山の役割などを題材にした「海と森と里と〜つながりの中に生きる〜」など4本のドキュメンタリー作品が上映されました。
また、映画の合い間に、アジア太平洋資料センター理事の佐久間智子さんが、日本の食糧自給率の低さが世界にもたらす悪影響や今後の世界の食糧事情などについて1時間にわたって講演。
映画祭を締めくくる交流会では、オーガニックの料理やワインなどを楽しみながら意見を交換し、相互の交流を深めました。
食の安全性などに関心が集まる中、子育て中の母親や有機農業に携わっている方々、オーガニックにこだわりを持つ消費者や飲食店の経営者など参加者の立場は多様でしたが、低い日本の食糧自給率や農業などの一次産業が抱える問題をはじめ、「食」にまつわる問題の複雑さ、深刻さ、持続可能な社会の在り方について改めて考えさせられた一日でした。

介護事業

新しく訪問介護等をスタートする事業所が開いたセミナーに参加し、第一線で活躍されている介護ヘルパーさんのお話をお聞きしました。
4月から枚方市内で訪問介護事業を開始する「愛の家」の主催で、同事業所への登録を希望されているヘルパーさんらが主に参加、介護サービスの提供のあり方や心構え、ケースに応じた対応の仕方など、経験を積まれた先輩の話に熱心に聞き入っておられました。
数年前から母と父が相次いで訪問介護等のサービスの適用を受けたことを通して、介護ヘルパーさんをはじめ福祉に従事されている方々のご苦労がいかに大きいかを実感しています。
今回のようなセミナーには初めて参加しましたが、介護サービスを受ける側としても、できるだけ従事者の負担を増やさないことなど大変参考になる内容でした。同時に、ますます進む高齢社会を地域で担い、支える人材を育成することがまだまだ必要であり、課題であることを改めて感じたセミナーでした。

退職手当の返納問題

私の市長時代の退職手当に対し竹内市長が返納を求めようとしている問題について29日、枚方市議会の全員協議会が開かれました。
11年前と7年前に支給された計約5千万円の退職手当について竹内市長が全額の返納を求める方針を決定し、市長の付属機関として設置された退職手当審査会への諮問・答申を受けて手続きを進めるにあたり、市議会に説明し意見を聴くため開催されたものです。
10人の議員が質疑を行いましたが、そのうち日本共産党議員団と平和・自治・市民の2議員が竹内市長の方針通り返納を求めるべきとの意見を述べたのに対し、みんなの党市民会議、公明党議員団、民主クラブ、未来に責任・みんなの会、自由民主党議員団の8議員が反対もしくは慎重に、との立場からの意見でした。
反対もしくは慎重に、と述べられた議員の主な理由として、
▽退職手当審査会の5人の委員のうち3人が別に市から報酬を受けるなど市と利害関係があり委員選任が不公平▽審査会の審議の肝心な部分が全て非公開であり審議が不透明▽条文があいまいで不明確な条例を返納の根拠にしているのは権限の濫用▽刑罰の対象となっていない間接事実をも犯罪行為と拡大解釈している▽個人の重大な不利益処分を行うにあたっては必要最小限にすべき▽10年以上も前の手当を返納することで生活が破壊されないか調査が必要▽無罪を主張し再審請求を行う者への対応として非人道的―など数々の指摘がありました。
このように問題点が列挙されたにもかかわらず、竹内市長の答弁は「一定ご理解をいただいたものと思う」、「手続きを進めてまいりたい」の繰り返し。はじめから結論ありきの協議会だったようで、いつものごとく議会軽視の印象を受けました。
竹内市長の手で昨年まとめられた事件の「総括」は、もともと官製談合ではなかったこの事件の特異性や、無罪主張をはじめ裁判の経緯と事件の背景など、「総括」に欠かせない肝心な部分に全く触れず、事実誤認に基づく検察ストーリーとそれを追認した判決文をまとめただけのものでした。その「総括」が前提となっている以上、公正な判断がなされるとは言い難いため、今後「返納」の見直しだけでなく「総括」の見直しについても求めていきます。

こうけんネットワーク

昨年立ち上げた福祉ボランティア組織「こうけんネットワーク」主催の「初詣・健康ハイキング」が11日に実施され、会員のみなさんと一緒に参加しました。
伏見稲荷大社でこの1年の平安を祈願したあと、やわらかな陽ざしのもと2時間近くウォーキング。昼食は、三々五々に広場で輪になってスキ焼きの鍋を囲んで懇親を深めました。
この日の参加者は約30人で、うち3人が80歳以上でしたが、皆さん元気に歩かれ、食事会での話もはずみました。
お年寄りの認知症は、現在全国で462万人に達し、さらに約400万人といわれる軽度認知障害の方々を含めると、65歳以上の4人に1人を占め、この数字は今後も増える見通しです。
認知症の方々をサポートする制度として成年後見制度がスタートして13年が経ちましたが、制度は未だに広く定着しているとは言えず、普及のための活動が必要です。
私たちの主な活動は、無料の相談やセミナーを通して、独り暮らしで先々の不安を抱えるなど成年後見を必要とする人を司法書士行政書士をはじめ後見できる人につなぐこと、そして制度や必要な知識を学び普及させることです。
セミナーは、毎月第2金曜日の夜に枚方市駅近くの会場で行っています。
これまでのテーマは、「成年後見制度とは」「成年後見の事例紹介」「エンディングノートの書き方」「オレオレ詐欺等の対策」などでした。
8回目の次回は2月14日午後6時からで、テーマは「遺影写真の撮り方・選び方」。詳しくはホームページをご覧下さい。

仕事始め

明けましておめでとうございます。
暦が替わって間もなく一週間、多くの職場では今日が仕事始めで、2014年が本格始動しました。
年始は例年の通り、元旦の午前6時から地元の片埜神社の歳旦祭のお参りでスタート。
晦日から2日までヘルパーさんがお休みのため、父の介添えで実家に泊まり、入院中の母との間を往復しながらも、久しぶりにゆっくり父と話しました。
東京に住む次男も帰省し(東京駅近くの火事で新幹線のダイヤが乱れて帰りが大変だったようですが)、3日に家族で墓参り。
4日はお世話になった方への年始の挨拶回り等で過ごし、5日は「まほろば農園」の初仕事と新年会。
今日6日は、京阪労組の旗開きに出席したあと、弁護士事務所で打ち合わせを行いました。
今年は午年ですが、私の座右の銘は「人間万事塞翁が馬」。
昨年は最高裁で判決が確定するなど、山あり谷あり様々な経験をしてきました。これも”塞翁馬”と受け止め、過去にとらわれず、感謝を忘れず、前を向いて一から出直し、再スタートを切っていきます。
運命に挑み、使命に燃えて今年も頑張ります。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

コミュニティFM

先日、広島・福山のコミュニティFM放送局、「エフエムふくやま」(レディオBINGO=備後)にゲストで招かれ、久しぶりにFMの生放送で対談を行いました。

番組は、福山市の前市議・落合真弓さんらが担当している「ありがとうの広がる町」コーナー(毎週金曜昼12時15分から13時)。

私自身が冤罪を経験したことから現在取り組んでいる取り調べの可視化の問題や、母が認知症になったことがきっかけで始めた成年後見人に関する「こうけんネットワーク」の活動。それに関連して、”終活”の一環として関心が持たれている「エンディングノート」の書き方―などについて話しました。

番組終了後に意見交換した「エフエムふくやま」の田中宏行社長によると、同放送局は、地域に密着した情報を発信するため福山商工会議所が中心となって設立され、年間1億円弱の収入のうち、福山市と外郭団体を合わせて市関係の番組による年間収入は3百万円程度とのこと。
行政に依存しない独立した媒体として、例えば市の鞆の浦埋立・架橋計画について是非を問う番組も流したとか。
現在、Facebookの「いいね」評価は1万3千件を超えており、コミュニティFMでは断トツ日本一です。

一方、同時期にスタートした「エフエムひらかた」は、阪神大震災のさいコミュニティFMが災害時の通信手段として有効だったことから、市議会の提案もあり、枚方市が中心となって北大阪商工会議所や市内各大学などの協力を求めて設立。その後も市の番組制作委託費として市から年間数千万円を支出し、市の各部署の広報を担うなど行政色の濃い運営となっています。

「エフエムひらかた」は、非常時に役立たせるため行政主導で発足し常時24時間放送していることなど、「エフエムふくやま」とは取り巻く環境が違うので一概に比較はできません。しかし、ネット社会が進むなど災害時における通信手段も設立当時とは様相が大きく変わる中、コミユイティFMの在り方についても再検討する時期に来ているかも知れません。

博士王仁祭り

11月3日の文化の日にあわせて、枚方・藤阪東町にある「伝王仁墓」では毎年「博士王仁まつり」が開催されています。

第30回の節目となった今回は、主催者、来賓の挨拶に続いて、長年にわたって周辺の環境美化に努めるとともに王仁博士の顕彰や韓国との交流活動を行ってこられた「王仁塚の環境を守る会」に対して、大阪日韓親善協会及び枚方市から感謝状が贈呈されました。続いて、近くにある菅原東小学校の児童が校歌と韓国語の「故郷の春」を合唱したあと、参列者の献花でまつりが締めくくられました。

「伝王仁墓」は、4世紀末に朝鮮半島から日本に漢字を伝えた王仁博士の墓とされています。一方、生誕地の韓国全羅南道霊岩郡には王仁廟があり、そうした縁で枚方市と霊岩郡とは友好都市協定を結び都市交流を進めており、この日も同郡から副郡守をはじめ18人の代表団が来られました。
守る会を代表して感謝状を受けられた吉留一夫さんのスピーチをお聞きし、かつて一緒に訪韓して霊岩郡の春の王仁大祭に参加し、当時の金郡守と友好都市を結ぶ固い約束を交わし、記念植樹をした情景がよみがえってきました。
近年この「伝王仁墓」には、韓国からの修学旅行生をはじめ観光客や墓参者も徐々に増えてきています。自治体間や地域同士の国際交流を積み重ねることは、地道であっても将来必ず実を結ぶ大切な事業だと思います。